逆流性食道炎の治し方・治す方法

最近は美食、飽食のせいか、はたまた夜型人間といわれる人達が増えているせいか、若者の中にも見受けられる機会が増えてきています。『もしかしたら・・・』と思われる方は一度消化器科医にご相談ください。ただしこの病気は治療も大事ですが、日頃の悪しき生活習慣を直す事が何よりも重要です。

日本の名医５０人にも選ばれた医師の逆流性食道炎改善法

逆流性食道炎は一生治らず、薬でしか改善できない病気と思われがちですが、慢性化した逆流性食道炎の症状でさえ、薬に頼らなくても自宅で健康的に根本改善する方法があります。いろいろ逆流性食道炎の情報を集めましたが、これが一番でした。詳細はこちらから

日常生活での注意点

逆流性食道炎の症状を悪化させないためには、日常生活の心構えが重要です。いくら薬を飲んでも、生活習慣を変えなければ、改善は望めないからです。

■腹部への圧力や屈みの姿勢は避ける
食道への逆流は、腹部の圧力が高まると起きやすくなります。そこで、重い荷物を持ったり、排便の際力んだりすることはよくありません。また、ガードルやベルトを締めすぎるのはタブーです。スカートやズボンも緩めのものにすべきです。そして、大きく前かがみになる姿勢は控えるようにしましょう。

■食べ物
まず必要なことは禁煙することです。喫煙は唾液の分泌を抑えてしまうため良くありません。唾液が胃酸を中和し、症状を抑える効果を減少させてしまいます。

そして食べすぎ、飲みすぎを避けること。そして高脂肪食品や刺激物も極力避けます。暴飲暴食やこのような脂肪の多い食べ物、オレンジなどの柑橘系をたくさん食べたり、お酒を大量に飲んだりするとどれも下部食道括約筋を緩めてしまうため、逆流性食道炎につながります。

トンカツやコロッケ等の脂っこい食事をとると胸焼けがおこるといった経験をされた方もいると思いますが、これも、脂肪をとったときに働くホルモンの影響によるもので、食道下部の括約筋をゆるめて、胃液や胆汁を食道に逆流しやすくしてしまうために起こるのです。

すべてをやめるというのは、辛いという方もいるかもしれませんので、そういう場合は自分にとって最も原因になりそうなものを控えるようにしてください。出来ればすべて控えるのがベストなのは言うまでもありません。

食べ物の詳細についてはこちらをご参考下さい。

■食べ過ぎ
そしてなによりは食べ過ぎない事です。過食は、胃酸の分泌や胃内の圧を上げますので、特に夕食は、あっさりとしたものをほどほどにするように心がけ、ゆっくり食事をし早食いをしないようにします。また肥満解消にも努め適度な運動を行います。

■食後すぐに横にならない
食後はすぐに横にならないようにすべきです。食後は胃の内容物が多く、胃酸の濃度も高いため、胃から食道への逆流が起きやすくなっているからです。食後、１〜２時間は横にならない生活習慣を身につけましょう。

■就寝時
寝るときに胸やけが強い場合は寝る前の食事は避け、夕食の量はは少な目にして、頭や上半身を少し高くして寝ると効果的で、うつぶせ寝はおすすめできません。