逆流性食道炎の漢方薬：六君子湯

逆流性食道炎に漢方薬を使って改善するという考え方があります。漢方薬は東洋医学の流れを汲むものですが、西洋医学を真っ向から否定して、現在、病院で行われている治療と対立するものではありません。

それぞれに別の流れで発展してきたものの、併用することは十分可能ですし、様々な病気において病院でも漢方薬を上手に取り入れる動きはあります。

日本の名医５０人にも選ばれた医師の逆流性食道炎改善法

逆流性食道炎は一生治らず、薬でしか改善できない病気と思われがちですが、慢性化した逆流性食道炎の症状でさえ、薬に頼らなくても自宅で健康的に根本改善する方法があります。いろいろ逆流性食道炎の情報を集めましたが、これが一番でした。詳細はこちらから

漢方薬の使用

漢方薬は改善を促進し、丈夫な胃と食道づくりをサポートする『漢方薬や生薬エキス』を取り入れていくことがオススメです。とくに逆流性食道炎の改善では、丈夫な胃と食道づくりここがポイントになります。

そして定期的に検査を受け状況を知っておくことも大切で、自然で身体にやさしい漢方薬で割と手軽に対策していけます。

ただし、いつも同じ漢方が良いとは限りませんので、状況に応じた対応が必要です。また、逆流性食道炎の場合、空腹時に症状がでる方と食後に症状がでる方とでは、漢方が異なります。漢方は、しっかり相談したあとで購入、服用をします。

漢方薬のタイプ

自分で手軽に出来る逆流性食道炎の漢方には次の３つのタイプがあります

１．【症状軽減タイプ】
　　とにかく身体にやさしい漢方で、気になる症状だけを軽減させたい。
　
２．【体質改善重視タイプ】
　　気になる症状を身体にやさしい漢方で抑えつつ、抵抗力をアップし、
　　根本からの改善をしっかりとしていきたい。
　
３．【併用タイプ】
　　病院の治療と併用しつつ、身体にやさしい漢方で改善をめざしたい。

上記はどれもおすすめですが、中でも逆流性食道炎に「一番おすすめ」と言えるが２です。　身体にやさしい漢方で症状を抑えつつ、体質改善のための対策が比較的手軽につづけていけるからです。

漢方は、ある程度つづけていくことで自己治癒力を上げ、体質を改善していくといわれています。体質改善ができれば、快適な生活ができ、逆流性食道炎の人にありがちな、胸やけ、ノドの不快感、口臭などに悩まされたりせずに済みます。そして薬を服用する回数も少なくなくなります。

まずはお店で相談から始めましょう。

六君子湯（りっくんしとう）

六君子湯は、漢方の原典である「万病回春」に記載されている漢方薬で、胃腸が弱く、食欲がなく、疲れやすく、貧血性で日常手足が冷える方の「胃炎」、「胃アトニー」、「胃下垂」、「食欲不振」、「胃痛」等に用いられています。

「ツムラ漢方六君子湯エキス顆粒」は、六君子湯から抽出したエキスより製した服用しやすい顆粒タイプで、私は食前に水、またはお湯で服用していました。ほんの数日程度での感想ですが、効果を感じることができました。

お腹がぽかぽかしてきて、いかにも胃に血がいってるって感じです。私の場合、逆流性食道炎の症状にていて、毎日不快感を感じていたのですが、六君子湯を飲んでからは快調です。ムカムカ感や、空腹時のキリキリ感もなくなり、食欲も以前と比べると増えました。

漢方薬は、西洋薬にくらべると効能がピンポイントではないと個人的に思いますが、体の本来の働きを促進させるものとして、良いものだと思います。